開業初期の個人事業主にとって、実績の少なさは大きな不安材料。取引先に過去の成績をアピールすることができずヤキモキしている方も多いのではないでしょうか。
しかし、取引の現場で評価されるのは、可視化された数字だけではありません。目には見えにくい「知的資産」をアピールすることで、開業間もない事業者であっても取引先からの評価が得られることもあります。
「知的資産」は、目には見えにくい経営資源
「知的資産」は、目には見えにくい経営資源の総称。これらは、現金や預金、固定資産などの資産とは違い財務諸表に表されませんが、企業の競争力を高め、経営を支える重要な役割を持っています。それぞれの事業者は、このような可視化されていない独自の強みを持っています。
開業初期の個人事業主が持つ知的資産とは?
それでは、開業間もない個人事業主が持っている知的資産とは、どのようなものなのでしょうか。上記で例示したような知的資産は、基本的に時間をかけて築いていくものなので、最初から持っている人は中々いないでしょう。
本記事では、開業初期の個人事業主が持つ知的資産とその活用方法を3つ紹介いたします。
「経営理念」を提示して共感を得る!
「なぜこの事業を始めたのか」「事業を通してどのように社会に貢献したいのか」そんな創業時の思いが込められたのが「経営理念」。経営理念も個人事業主にとって重要な知的資産です。
取引先は、経営理念からその事業者が今後どのような経営の仕方をするか予測します。経営理念を積極的に発信し、取引先から共感を得ることができれば、販路拡大や資金調達がやりやすくなるでしょう。
経営理念をきちんと提示することで、従業員の離職率低下や地域住民との良好な関係構築などの効果も!
「ロゴ」や「キャラクター」を使って他社商品と差別化!
「ロゴ」や「キャラクター」も重要な知的資産。おしゃれなロゴや可愛いキャラクターを添えると商品やサービスの魅力UP!他者の商品やサービスとの差別化を図ることもできます。
そして、ロゴやキャラクターは長年使い続けると、それ自体に信頼が蓄積され、商品やサービスの質を超えてそれ自体が価値を持つことも!例えば、ファッションに興味のない人が、周りの人の目を気にして、とりあえず有名なブランドロゴが入った服を購入したりすることがありますが、そういった消費行動もロゴに化体した事業者への信頼からなるものと考えられます。
キャラクターは将来的に商品やサービスから独立して収益源となることも!
「経歴」を開示し、専門性をアピール!
自分が今まで積み上げてきた経歴も知的資産となり得ます。事業を紹介する際に、自分が過去学んできたことや、培ってきた技術の源泉となったエピソードを交えると説得力UP!自分の経歴は、自分だけのもの。他者にはない独自性をアピールする武器にしましょう!
保有している「資格」や合格した「検定試験」などを開示できると権威性大!
終わりに
いかがだったでしょうか。本記事では、「開業初期の個人事業主が取引の現場でアピールできるもの」についてお伝えいたしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。


