一般的に、株式会社は合同会社より社会的に信用されやすいといわれています。その理由としては、主に次のものが挙げられます。
株式会社は合同会社よりも知名度が高い!
株式会社の方が社会的に信用されやすいといわれているのは、合同会社などの持分会社と比較して、株式会社の知名度が高いことに起因しています。
合同会社は、平成18年の会社法の改正により誕生した比較的新しい会社の種類。それゆえに、まだどのような会社か分からないという方も多いようです。
株式会社は「所有と経営の分離」が前提となっている!
株式会社では、出資者である「株主」=経営者というわけではありません。株主総会で選任された役員が会社の経営を行い、株主は原則として重要な事項以外で経営に携わることはありません。つまり会社法では、株式会社は会社の所有者と経営者が別々になることを前提として設計されているのです。これを「所有と経営の分離」といいます。
株式会社は「所有と経営の分離」を前提とした設計となっていますので、取引先は株主による経営の監視体制が整っていることが期待できます。このことも、株式会社が社会的に信用されやすいことの一因となっています。
株主が自らを役員として株主総会で選任するということも可能
株主一人だけで会社を経営する「一人会社」という形態も可能です。
株式会社には「決算公告」が義務付けられている!
官報などを使って決算の内容を公に知らせる「決算公告」。この決算公告が義務付けられていることも、株式会社の方が社会的に信用されやすい背景となっています。
📣 官報に掲載する方法
📣 日刊新聞紙に掲載する方法
📣 自社のホームページなどに掲載する電子公告による方法
公告の方法は、会社法(平成17年法律第86号)第939条に定められています。
公告の内容は、貸借対照表(大会社にあっては、貸借対照表及び損益計算書)
決算公告は、定時株主総会の後、遅滞なく行わなくてはなりません。
合同会社には決算公告の義務はありません。
終わりに
いかがだったでしょうか。本記事では、「株式会社が社会的に信用されやすい理由」についてお伝えいたしました。本記事が皆様の起業活動や就職活動の一助となれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。


